◆ 2002/05/14(火) すっちい

昔から男性があこがれる女性の職業と言えば、スッチー。新卒採用なしとわかっていても、航空会社は女子大生の人気企業のまま。そして、未だ「才色兼備」の代名詞のように扱われていたりするのが「スッチー」なのだ。でも、男がスッチーに弱い分、女はスッチーに厳しい。それは、皆さんよおくおわかりでしょう。「見栄っ張り」「お高くとまってる」「所詮ホステスじゃん」なんて厳しい意見も多いよね。まあ、これは半分はやっかみだけど。でも、こないだ、彼女たちの集団とトイレ周辺(多分職員のトイレは別)で遭遇して、何だかちょっと見方が変わった。それと言うのも彼女たちの会話が「こないだの合コンどうだった」「ううん、電話こないの」とか、「ねえねえ、あれかわいくない?」といった、フツーの会話だったの。しかもフツーの女の子の言葉使いで。あれ聞いてちょっと親しみ湧いちゃいました。考えて見れば、客室乗務員ってヘヴィな仕事じゃない。ねえさん、ここんとこ、ちょいちょい飛行機に乗ってんだけど、たかが羽田→福岡の1時間半乗っているだけなのに、くたくただもん。それを彼女たちは、国内線なら一日に2往復なんてこともあるわけでしょ。イヤな顔、疲れた顔を見せず、よくやってるな、と思うよ。もちろん、「仕事だから」当然ちゃあ当然なんだけど。それから、私生活で「見栄っ張り」であろうが、「タカビー」であろうが、仕事の時は「プロ」の顔になれる。これはかっこいいですよ。それに、ここんとこ、平均年齢上がっていて、ねえさんと同じぐらいの人が頑張っているし。だから、ねえさんは親しみを込めて「すっちい」と呼ぶことにしましたです。どう?

◆ 2002/05/08(水) ONOFFスイッチ

ねえさんは、男性がネクタイを緩める瞬間にとっても色気を感じるの。片手でネクタイの結び目をぐいっと引っ張って緩めているサマは思わず見とれてしまうことがある。もちろん、ゆるめる前の状態は曲がっていたり、結び目が汚かったりしたらイヤ。すごくきっちりと着こなしているか、さらっと着崩しているかじゃないと、その色気は漂ってこないのさ。それほど好みじゃない男の人でも、ネクタイの緩め方がイケてると一気に株がアップしたりね。ネクタイを緩める瞬間って、ONからOFFにスイッチしてる感じがするじゃない?鎧を脱いだ戦士みたいで好きなんだろうな、たぶん。
じゃあ、男性から見て女性がONからOFFにスイッチしている瞬間ってどんなイメージがあるのかな?ブラを外す瞬間?ストッキングを脱ぐ瞬間?お化粧を落としている瞬間?それだと、すでにかなり近い距離にいないと見れないし・・・。それほど親しくない女性の場合、なんだろう。また、男性はそれに色気を感じるのか・・・。聞いてみたいな。

◆ 2002/05/07(火) 大顔小顔

世は小顔全盛。今人気の芸能人はほとんどといっていいほど小顔。しかも女性ばかりじゃなく、男性までもが「小顔」が当然のようになっている。雑誌でも2〜3ヶ月に一度は「めざせ、小顔」特集が組まれているしね。かく言うねえさんは、決して小顔ではないっす。集合写真を撮るたびに「しまった。後ろの列に並べばよかった」と思っちゃうし、プリクラ撮るときも遠近法を意識して並んだりと、けっこう気にはしてる。けど、骨格そのものが大きいので、まあしゃあないなと思ったりもしている。あと、面積はそこそこある割に、ぽっちゃり顔ではないので、「顔が大きい」とあんまり言われないことも幸いしているのかもしれない。確かに、8等身とか9等身の方が洋服を着たとき映えるけどさ、顔が大きいと悪いような風潮もどうかなあ。若いうちはやっぱり小顔がよいけど、トシとると大きい方が貫禄が出るし、ふくよかな顔って魅力的じゃん。実際、時代劇とか、舞台で活躍している俳優さんはほとんど顔がデカイ。特に主役級は。そうそう、顔が大きいのは決して悪じゃない。昔から言うじゃん、「大は小を兼ねる」とか、「大きいことはいいことだ」なんてね。

◆ 2002/05/05(日) 危険な男と危険な香りのする男

ねえさんは昔、「好きな男のタイプは?」と聞かれたら、たいてい「危険な香りのする男」と答えてたの。「危険な香りのする男」とは、少し影があって(暗すぎてはいけない)、スネに傷を持ってて(ホントの傷ではなく、過去にお痛したってことよ)、決して明かさない秘密があって、かつ頭はよく、弱気を助け強きをくじくみたいな人なんだけど。まあ、ゲイノー人で言うと、高倉健とか、佐藤浩市とか、ラッセル・クロウとか。新しめだと、渡部篤郎とか、浅野忠信あたりかな。キムタクが20年ぐらいたって、工藤静香と離婚してたら、そうなる可能性はあるけど。10年ぐらい前は、これで話が通じてたんだけど、今若めの子にはわかっていただけないのよ。「危険な男」とか「アブナイ男」と混同されちゃうの。「好きなタイプは危険な香りのする男」と答えたら、「借金あるヤツとか?」「女たらしとか?」「すぐ切れるとか?」「ブツブツ言ってる人とか?」なんて返事が返ってきたりするのさ。まあ、借金はあるかもしれないし、スネの傷は女がらみかもしれないけど、いわゆる今どきの「アブナイヤツ」とは全然違うの!「危険な香りのする男」は女に迷惑は自分からは決してかけないのよ。女に暴力も決して振るわないの。スリルある人生を味わえそうな人なのよ。ねえさんは今まで、そういう人ばっかり好きになってたな、そういえば、クマさん系は皆無だ。
「だから、いつまでも嫁にいけないんだ」と、親や友たちの声が聞こえてきそうだ・・・。

◆ 2002/05/03(金) くつう

靴選びはくつう。なんて、初っぱなからおやじなダジャレを飛ばしますが、これホントの気持ち。ねえさんの足にぴったり来る靴がなっかなかないのよ。サイズは23.5だけど、すごく幅広で激しく甲高。なので、靴を買うとき、気に入ったデザインの靴の23.5が入らなかったり、痛かったりすることがとっても多いのだ。特にここ2、3年は先がとんがってたり、細身だったり、甲が薄いのが主流なので、合う靴を探すのが一苦労。本当はねえさんは、ミュールとか、スリッポンとかラクでかわいいのがいいのだけど、「かかとのない靴でクライアント先に行くのは・・・」と指摘を受け、かかとのある靴を買うことにしたんだす。まず、一足目はバックストラップのサンダルを買ったんだけど、歩き回るにゃちとツラいので、ラクチンでかかとのあるローファーを買うことにしたわけだ。で、今日、ローファーを買うために朝から出かけたけど・・・。試着した靴は10足以上。サンダルやパンプスと違って、ローファーだから大丈夫だろう、とタカをくくっていたのが甘かった。今どきはローファーも履きやすさとか、歩きやすさで作るワケではないのだね。
ああ、このまま靴の細身化が進めば、おばちゃん靴をはかなければいけないのかしら?それはあまりに切なすぎるぜ。
◆ 2002/05/02(木) つぶら

友達と居酒屋でご飯をたべていたら、隣の席に若いカップルが座った。多分、初めてかせいぜい2回目のデートだったらしく、とっても初々しい。ま、ココまでは普通の話。彼らが席についてしばらくは私たちもおしゃべりと食事を楽しんでいたのだけど、彼らのある会話に耳がダンボになってしまった。その会話というのが・・・
男「ねえ、キミの目って“つぶら”って言われない?」
女「つぶらって?」
男「つぶつぶっていうか・・・」(おいおいそれじゃ昆虫だろ)
女「?」
男「うずらの卵みたいな・・・」(!)
友達と私は吹き出しそうになるのを必死にこらえて、ますます聞き耳を立ててたんだけど、女の子はなんだかわかんないけどほめられているようだ、と納得しているのがわかった。
“つぶら”は漢字で書くと「円ら」。「丸くふくよかな」って意味らしいけど、「つぶらな瞳」の場合のつぶらは「キラキラ」だったり、「うるうる」だったり、「何だか色っぽい」だったりと、とにかく瞳をほめる時の形容詞。だけど、「つぶつぶ」とか「うずらの卵」というのは聞いたことないな。先のカップルの場合、女の子が知らなかったからよかったけど、ねえさんやその友達連中だと、ガンガンつっこまれちゃう。ま、彼は私らみたいな女は選ばんだろうが。にしても、使い慣れない言葉で愛をささやくのはやめた方がいいんじゃない?もし、使うならつっこまれたとき切り返す準備ぐらいしないと。先の彼も、「つぶらって?」と聞かれた時、「キミの瞳に乾杯」ぐらいいってほしかったな。
◆ 2002/05/01(水) おたくとマニアとフリークと

「おたく」というと、「コンピュータに強いけど、人付き合いが極端に苦手な人」ってイメージが根強いよね。付け加えりゃ、「ジャンクフード好き」「太め」「洋服に無頓着」「アニメ好き」「アイドル好き」なんてのもある。ねえさんも、ずうっとそのイメージを持ち続けてて、どちらかというと苦手だった。まあ、昔に比べると「おたく」ってことばも随分意味が広くなってきたけど。ねえさん的には「おたく」と「マニア」と「フリーク」は類義語じゃないかと思ってる。どれもある興味の対象物に対して、「執着心が強くて、やたら詳しく、やたら金をかける」人たちだと思うのだけど、なぜか「おたく」の印象だけが特に悪いよね。対象物によって完全に分けられているし。たとえば、音楽関連だと「マニア」で、化粧品とかブランドモノだと「フリーク」、コンピュータ系やアニメ系だとおたくと言うように。ねえさん的には、一緒じゃんと思うけど、「マニア」や「フリーク」の人たちは「おたく」と一緒にされたくないというか、卑下してる。でも、「おたく」の方が、知識のレベルはめちゃめちゃ高い気がするんだけど。だから「おたく」が卑下されるいわれは全くないはずなんだけどね。考えて見れば、一部のインパクトのある「おたく」のおかげで、悪いイメージにされちゃったんだろうな。最近ねえさんは、昔だったらおたくと呼ばれるようなコンピュータのスペシャリストとも仕事をするけど、皆さんが社会性ありまっせ。多少シャイだったり、人見知りだったりはするけれどむしろ、自らを「マニア」だの「フリーク」だの言う人の方が・・・。化粧品フリークといっても全ブランドを知っているワケじゃないし、どこがいいのかをちゃんと説明できるわけでもない。「たくさん持ってて、情報が早い」だけのことが多いし。マニアの人の方が排他的な気もする。「おたく」を特に応援はしないけど、得意分野で使い分けするのは変だと思う。それだったら、知識の量でランクわけする方が正しいのではないかしら?

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