◆ 2002/04/30(火) 太る

不思議なことに、世の中には忙しくて痩せる人と忙しくて太る人とがいる。ねえさんは悔しいことに後者である。痩せる人は忙しかったり悩み事があったりすると、食が細って痩せるというわかりやすい方程式である。じゃあ、太る人は神経も太いから何があっても食欲が落ちないか、というとそうではない。代謝機能が落ちてしまうので、いつもと同じ量を食べても、体にどんどんため込むし、プラス水分代謝ガタ落ちでむくんでしまって、太ってしまう。つまり、体の機能がデリケートなのよ。
なワケで、太る人も痩せる人もしんどさは同じなはずなのに、痩せる方が大事大事されてしまうのはなんだか納得いかないよね。「太った」という別なコンプレックスまで背負い込んでしまうのだから、太る方がツライかもしれないじゃない。痩せてる方が見た目は確かに「守って」あげたくなるかもしれないけど。
これ見てる男性諸君、そんなこと知らずに「神経が図太い」だの「悩みなさそう」だの言ってきたのなら、今日から改めてね。過去は水に流してあげるから。

◆ 2002/04/28(日) 自然体の定義

「自然体」とか「ナチュラル」っていうと、薄化粧でカジュアルな服を着て、飾らない生き方をしてる人をイメージしがちだけど、本当にそうかなあ。女優さんなのに、変に気取ってないとか、着飾ってないとか、控えめな発言するとかっていう人を「お手本」にした「自然体」はちょっと違うと思うのだけど。誰かをお手本にすることは全然悪いことだとは思わないけど、真似することに無理があるならもう「自然体」ではないんじゃない?ねえさん的には、本人が気持ちいい状態が自然体だと思うのだけど。別にブランドを次から次へと追いかけるのも、彼氏をとっかえひっかえでも、本人が気持ちよければ自然体じゃないのかなあ。自然体に定義ってあるのかな?定義がある自然体なんて、不自然じゃない?

◆ 2002/04/27(土) 映画通

こう見えてもねえさんは映画大好き。忙しい忙しいと言いつつも、土曜日のオールナイトで月に最低2本は見てる。ゆとりがあるときは週1+αで5〜6本見る。土曜日のオールナイトだとどうしてもロードショーものが中心になっちゃうけど、ミニシアターものも邦画もアジア映画もどれもイケます。
そういえば、映画の分類ってすごいいろいろなパターンがあるよね。コメディ、アクションなどのいわゆるジャンル分けはもちろん、ハリウッド、フランス、イギリス、アジア、香港、韓国、インド、日本などのエリア分け、メジャー系とミニシアター系という分け方もある。ねえさん的には、面白けりゃ何でもいいじゃんと思うのだけど、こだわる人はこだわるんだよね。それはそれでよし。でも、自分の許容エリアからはずれたものに対して、見下すのはいただけないなあ。たまに「ハリウッドですか?単館ものしか見ないんで」みたいなことをいう人がいるんだけど、不思議。ハリウッドでも芸術的なものもあるし、商業的なものでも多くの人の心をつかんで名作になっているものもあるよね。故・淀川長治氏は、どんな映画でも何度も何度も見たらしい。一度見て面白くなければ、衣装がいいかもしれない、音楽がいいかもしれないと、いいところを一生懸命探したっていうから、ホントに映画が好きだったんだと思う。本当の映画通ってこういうものじゃないのかな。おすぎとか水野晴男とか他の映画評論家だってそうだもん。
映画って日常を忘れて楽しむものだよね。作る側も力のいれどころはそれぞれ違っても、情熱を持って作っているわけだし、こちらも情熱を持って楽しみたいものだと思う。駄作は駄作で思いっきりけなしていいから、食わずぎらいはもったいない気がするな。
「そんなわけあるかいな」も「映画だから」と肩の力を抜いて見た方が楽しいよ、きっと。

◆ 2002/04/25(木) 賞味期限

最近、女性誌でさかんに「賞味期限」って言葉が使われているよね。洋服やバッグがいつまで「おしゃれさ」を保てるかを意味してるんだけど。食べ物にしても洋服にしても皆さんは賞味期限をどのくらい気にしますか?ねえさんは以前はすごく気にしてて、たとえば食べ物なら賞味期限が1日でも過ぎたらすぐに食べたくなくなってた。去年あんなに気に入っていたはずの服が今年は全然着たくないなんてことがよくあったけど、最近はあんまり神経質ではなくなった。1日や2日賞味期限が過ぎててもイケルと思ったものは食べれる。去年の服でも工夫して着るようになったし。
人との関係での賞味期限も「期限切れサイン」が変わってきたな。たとえば、恋愛ならデートデートしたデートをして、胸が苦しいくらい好きな間が賞味期限だったのが、今は「相手に対して思いやりを持てなくなったとき」が賞味期限だと思うようになった。友達関係もそうかもしれない。
そして、なにより賞味期限の長そうなモノを選ぶようになったかも。食べ物に関しては別だけど、洋服ならできるだけ自分にとってベーシックなモノを選ぶようになってきたし、恋愛や友達関係も、「疲れない」ことが相手選びの基準になってきた。
短い賞味期限を思いっきり満喫するか、ベーシックなものを少しずつじっくり愛していくのか。どっちがいいのかなあ。
ところで、「女」の賞味期限切れサインは何?
「トシ」だけでしか判断できないキミはケツの穴ちっちゃいぞ。

◆ 2002/04/24(水) ガソリン切れ

今日は寝不足なので、フツーの日記を書いています。
あるテーマで作っていたけど、支離滅裂になってきたので。
というわけで、おやすみなさい。
◆ 2002/04/23(火) 見栄は盲目

みんなブランドもの好きだねえ。かく言うねえさんも決して嫌いではない。エルメスも、ヴィトンも、プラダも各1個ずつぐらいは持ってるし、「宝くじ当たったら買おうリスト」にはいくつもブランドものが入っている。なんだけど、身の丈を越えた買い物はしようとは思わない。服は○ニクロやディスカウントショップで買ったものなのに、バッグはヴィトンの新作とかどう見てもバランス悪いし、スーパーの安売りチラシをきっちりチェックして10円20円安いのを競って買うのにロレックスだブルガリだって自慢されてもなあ。伝統あるブランドものは確かにモノがいいし、作っている職人さんの心意気も尊敬してしまうけど、それはそのブランドが偉いのであって、ブランドを持っているから偉いわけではないのをどうもはき違えている人が多いかな、って気がする。以前居酒屋で、隣合わせになった女の子がヴェルニのバッグで道をふさいで平気な顔してたし、ベンツやBMWに乗っている人は運転マナー悪い人多いしね。というより、ブランドモノで着飾ったり、いいクルマ乗っていて、常識のない行動をすると普通より目立つのよ。見栄で裸の王様になっていることに気がついてない輩多し。見栄は盲目なり。恋以上にね。
◆ 2002/04/22(月) ブラ男2

昨日のブラ男について、ねえさん一晩考えてみたの。そしてひとつの答えにたどり尽きました。ブラ効果の要因は「締め付け」ではなく、「開放感」ではないかということ。、普通なら、ブラは女性がつけるもの。「男がつけると変態」なイメージがあるじゃない?ブラ男君たちはそのタブーをあえておかしたことで、「常識を覆した」という開放感が生まれたのではないか。何か吹っ切れたことが、好循環を生んだとねえさんは考えた。だってさ、彼らはブラ効果があると最初からわかってつけたわけじゃないでしょう。「つけて見たかったから」つけたんわけだろうし。
ということは、私たちもこれまでの常識を覆すタブーをおかすことで、なんかいいことあるかもしれない。男物のパンツはいてみるとか。すっぽんぽんで歩くとか。電車でチカンをしてみるとか・・・・。
だったらいいや、越えなくて。
◆ 2002/04/21(日) ブラ男

最近、「ブラ男」というのが流行っているらしい。日常的にブラジャーを着けている男性のことだそうらしいけど、ただの変態男と思うなかれ、彼らは健康のためにブラをつけてるんだと。ある男性はブラをつけることで、気が引き締まり仕事がサクサクはかどるようになって、1年でヒラ社員から課長に昇進したんだそうな。息子に勧めたところ、息子も驚くほど成績が上がったとか。「また、ヤラセか?」と思ったけど、実際都内の下着専門店では男性客が増えてるとのこと。ねえさんのまわりでは、そんな人、見たことも聞いたこともないのでまだ信じられないけど。しかも、女子の場合はどうだと考えた場合、あんまり当てはまらないし。だって。ほとんどの女子は小学生か、中学生からブラつけてるけど、頭いい子もいればそうでないこも子もいる。ちゃきちゃきしてる子もいればぼーっとしてる子もいる。締め付け慣れてるとダメなのか・・・。普段ノーブラにして、決める時だけブラをつけるようにすれば効果があるのか・・・。そういえば、昔十数万かけて矯正下着を買ったことがあるけど、3キロ痩せたぐらいで特に頭は冴えなかったぞ。
ま、効果はおいといて。ブラ男さんには会ってみたい。我こそはブラ男と言う方、あるいはブラ男君を知ってる方。ねえさんまでご一報を。
◆ 2002/04/20(土) におい

この間、仕事で女子中高に行ったんだけど、同行したカメラマンが「女子高生の匂いがする」と言ってた。「どんな?」と聞くと「若い匂い(におい)というか、ミルクの匂いのような・・・」。うんうん、何だかわかる。これが男子校なら、「くさそう」と思ってしまう。以前、40〜50才の熟女の皆さんの集団を見て「臭って(におって)きそう」といってた子もいた。赤ちゃんの匂い、お父さんの臭い、お母さんの匂い、お年寄りの臭い。そういえば、においって漢字は「匂い」と「臭い」の二種類があるじゃない?前者だと比較的いいにおいで、後者だとどちらかというとくさいにおい。この日記でも一応わけてるけど、年代や性別である程度イメージついちゃってるよね。では、三十路の女性はどっちだろう。石鹸とかお化粧のイメージなら前者だろうけど、キッツイ香水なら後者。さて、あなたはどっちに一票?

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